私達が、ワイン醸造という冒険を始めたのは2002年のことでしたが、既に翌年2003年には、伊藤さんが私達と山田さんを引き合わせてくれました。
その当時は、日本のことは何も知りませんでしたし、日本人の知り合いは一人もいませんでしたが、これを機会に私達にとっての新たな素晴らしい冒険が始まりました。
それ以来、山田さんは私達のワインを気に入っていただいている方々と共に毎年蔵まで来てくださりますが、その度に皆様と素晴らしい時間を共有できることを楽しみにしております。聖子さんにも毎年お目にかかれればいいなと思っています。
日本語でコミュニケーションできない私達ですが、サンドリーヌ、アサミ、マサキ、シュン、ミホ、伊藤さんのおかげで、皆さんとコミュニケーションを取ることができています。
これまで、私は3回、マリーは2回日本に行ったことがあります。
大阪でマリーの誕生日をご一緒に祝う機会を持てたのはとてもいい思い出です。
日本へ旅行する度に、これまで知らなかったものや考え方に触れることができ、毎回衝撃と感動でいっぱいの滞在です。
フランスから遠く離れた日本で私達のワインとの素晴らしいマリアージュを経験できた事は本当に嬉しい驚きでした。
素晴らしい和食と共に、タヴェルが完璧な温度で提供された時の喜びは言葉にできません。
恭路さんと聖子さんと共に、富士山麓の旅館で過ごした週末や3 Amoursでの時間はとても心地良く、
真心のこもった温かいおもてなしには今でも感謝しております。
他にも色々な場所をご案内してくださったBMOのスタッフの皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さんとの深い友情の気持ちをここに記します。
エリック&マリー ピフェルリング
2008年から自然派ワインの試飲会を訪れたタケを通じての付き合いです。
その年の春に農園を訪れてくれました。
日本の方々はとても繊細で、私の造っているような"生きているワイン"、
"生まれた土地の個性をしっかり持ったワインの価値を理解出来ると思うからです。
BMOとカステッリーナの関係はいつも調和が取れていて一貫しています。
(BMOから)私たちの農園とここで働く人々への絶え間ない、
そして毎回大きくなる興味は特筆すべきです。
毎年欠かす事のない農園訪問でより深く、ありのままの農園の姿を持ち帰ってもらう事で消費者の方々と直接つながる関係を築く事が出来ていると感じています。
私が期待する事は今まで築き上げた全ての事を一緒に育てながら継続する事です。
カステッリーナ ファビオ・モントモーリ
私は、当時、自然派のボージョレ・ヌーヴォを
探していた山田さんご夫妻と知り合いました。
当初は取引先としてでしたが、時を経るにつれ私達の関係は友情に変わり、
さらに私達はワインへの情熱、食卓を一緒に囲み、
異文化と出会う喜びを共有していることに気がつきました。
私が日本を訪問した際は、山田さんご夫妻のおかげで日本という国、
日本の食に触れることができました。
彼らが、フランスにいらっしゃる際には、今度は逆に私達のフランスという国、
フランスの食を存分に堪能していただきたいといつも思っています。
聖子さんと恭路さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
お二人は、気さくで丁寧で他人への思いやりの気持ちが強い方々だと感じています。
今後も私達の関係が継続し、BMOが日本の自然派ワイン業界で確固たる地位を
築いて欲しいと願っています。
友情を込めて。
クリストフ・パカレ